訪問演奏をコーディネートするNPOパフォーマンスバンク

『生演奏の楽しさをすべての人に!』

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フルートデュオで花を咲かせて(2018/2/25)

皆さんこんにちは!コーディネーターの田中です。

2月も終盤に差しかかっていますが、まだまだ寒い日が続きますね。
春が待ち遠しい今日この頃です。。。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

今回は、多摩川のほとりに佇むベストライフ蒲田で行われたコンサートに行って参りました!
この日も十分寒かったのですが、幸いにも風が穏やかで陽の光にほっとする一日でした。

さて、この日の奏者さんはフルートデュオのBourgeonさんです!
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Bourgeonと書いてブルジョンと読みます。
ちなみに、『Bourgeon』とはフランス語で“蕾”を意味するのだそう。

ピアノ伴奏の方もいらっしゃるとのことですが、今回は全曲フルート2本のみで演奏されるとのこと。
まずは、エルガー作曲の『愛の挨拶』から始まりました。
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この曲はエルガーが恋人のキャロラインにプレゼントした曲。
当時エルガーは上流階級の子息にピアノやヴァイオリンのレッスンをしていましたが、キャロラインもその生徒の一人でした。
二人はのちに結婚しますが、かつて音楽家の地位はまだ低く、その身分格差ゆえに周囲からは猛反対を受けたそうです。
どんな境遇でも、幸せを諦めない強さを感じます。

この曲はよくヴァイオリンやピアノで演奏されていますが、フルートの音色も非常に合うんですよ!
フルートならではの音の軽さを生かした演奏が素敵でした。
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Bourgeonの名の通り、蕾が開花する瞬間のような美しさとパワーを秘めたお二人の演奏が、今後さらに楽しみになりました!