代表の鈴木です。
今日はコーディネーター兼奏者として、吹奏楽団オデッセイによる、都内の介護施設での訪問演奏に参加してきました♪
かれこれ10年くらい前からお付き合いのある施設様のため、コーディネートに関しては何ら問題はなく、ほぼ100%奏者としてコンサートに集中することができました。
片付けをして帰る間際に、何人かのお客様がご挨拶に出てきてくださり「また来てねー!」と元気に手を振ってくださいました。
そのうちのお一人とは握手をして少しお話もさせて頂いたのですが「いまは生の演奏を聴きにいくことなんてできないので、あなたたちが来てくれて本当に嬉しい」と、途中からは目に涙を浮かべながら語っていた姿に、こちらももらい泣き寸前。
「生演奏の楽しさをすべての人に」
パフォーマンスバンクの理念です。”すべての人”にはいくつかの意味を込めているのですが、そのうちの一つが”生演奏を聴きに行きたくても行けない人たち”です。
最初は気軽な気持ちで初めたボランティア演奏でした。どこの施設でも温かく歓迎してくださり、自分たちの演奏でお客様が涙する場面にも何度も出会いました。でもそれが5回目を迎えたあたりから、世の中には生演奏を聴きに行きたくてもそれが叶わない人がたくさんいることに気付き、そんな演奏活動に使命感をもってあたるようになりました。
今回の演奏は、そんな想いの原点に気付く機会にもなり、感謝の気持ちでいっぱいです。
【おまけ:今日のサックス奏者としての気付き】
サックスの楽器紹介は「太陽にほえろ」がウケる!実は日本で一番有名なサックスの曲はこれかも。