トルヴェール・クヮルテットのテナーサックス奏者の新井靖志さんが昨年秋に急逝し、その際は自分の目標としていた存在が亡くなったことを受けて大変落胆しました。
本日飛び込んできたのは、とても嬉しいトルヴェール・クヮルテットの新盤の情報です。
http://www.concert.co.jp/news/detail/869/
発売は2017年2月15日の予定。収録は2016年3月に行われていたそうで、全曲のテナーサックスの演奏を新井靖志さんが担当されているとのこと!
さらに収録曲目の中には、新井さんが編曲したドビュッシーの弦楽四重奏曲も入っているとのことで、新井さんの追悼盤と呼ぶべきCDかも知れません。
これは買うしかありません。早速予約しました。
気になる収録曲目は
ジャンジャン:サクソフォン四重奏曲
ドビュッシー(新井靖志 編曲):弦楽四重奏曲
クレリス:かくれんぼ
長生淳:ティプシー・チューン
とのこと。
最後の「ティプシー・チューン」以外は、アルモ・サクソフォン・クァルテットの得意レパートリーというイメージがありますが、トルヴェールの手によりどんな演奏に仕上がっているのか楽しみです。
そして、トルヴェール・クヮルテットはテナーサックスに別のメンバーを加えて、今後も活動を継続するそう。引き続き日本のクラシカルサクソフォン界を引っ張る存在であって欲しいと思います。