皆さん、こんにちは!
コーディネーターのたなかです。
ついにゴールデンウィークが終わってしまいましたね…
この先しばらくは大型の休みがないので、ちょっと寂しいです(笑)
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
GWも忙しくされていた方、お疲れ様です!
今月のコンサートは今までになくビッグイベントで、ワクワクさせていただきました。
というのも、施設のお祭でのコンサートに初参加させていただきましたので、その内容をお伝えしたいと思います。
この日はコーディネーターのさのさんも一緒です。
5月20日、吉祥寺駅からバスに揺られることおよそ5分。閑静な住宅地の一画、広々とした敷地に立つ吉祥寺ホームさんに行って来ました。
白を基調とした館やそれを囲む新緑があまりにも綺麗なので、どこかの公園に来たような気持ちになります。
こちらで開かれる「さつき祭」では、毎年さまざまな音楽団体さん、個人さんが演奏するそうです。
今回パフォーマンスバンクを通して出演していただくのは、Temporass Brassの皆さん。
金管のアンサンブルユニットです。
楽器は写真の左から順にトランペット、トロンボーン、チューバ、ホルン、そしてトランペットです。
メンバーの皆さんが大好きな天ぷらと、結成日が金曜日だったことからポルトガル語で金曜日の祭を意味するTemporassを掛けて「テンポラス」、それに金管楽器を意味する「ブラス」をつなげて、テンポラスブラスと名付けられたのだとか。
メンバーの想いが込められた素敵な名前ですね。
さて施設に到着すると、すでに大学のボランティア団体さんが施設のスタッフの方々とお祭の準備をしていました。
縁日や屋台がずらりと並び、賑やかな雰囲気。
その屋台に囲まれるようにして緑が豊かな広場があり、演奏はその中心にある大樹の下で行われました。
この日は太陽がさんさんと降り注いでいましたが、ステージはちょうど木陰となりひんやりとしていました。
前の奏者さんの演奏が終わり、テンポラスさんが音出しを始めると、どんどんお客さんが集まってきて、まもなく満席状態に。
中には子連れのお父さん、お母さんや地域の方などもいらっしゃいます。
パフォーマンスバンクのスタッフも遊びに来てくれました!
いよいよ演奏のスタートです。
メンバーの皆さんは白と黒の衣装でセットアップされていて素敵です。
司会を務めるのはチューバの廣野さん。
明るく気さくなトークでお客さんを一気に引き付けます。
すでに立ち見姿のお客さんもいっぱいです。
まずはファンファーレで華やかに。
さすが金管楽器なので迫力があり、
楽器も音もキラキラしていてかっこいい!
それから『ドラゴンクエスト』、『ウィーンはいつもウィーン』と続きます。
途中の楽器紹介では、一人ずつ短いフレーズを演奏して、楽器の特徴などを説明してくださいました。
それぞれの楽器がどのような音を出すのかがわかると、それらが合わさったときのハーモニーの美しさがより際立って聴こえます。
続いて演奏されたのは『恋』…と言えば、
そうです!逃げ恥で一大ブームになった星野源さんの恋。
逃げ恥を観た方も観ていない方も、聴けばきっと一緒に恋ダンスを踊りたくなるはず。
そんな国民的ヒット曲とも言えるこの曲を金管五重奏バージョンでかっこよく演奏してくださいました。
続くTHE BOOMの『風になりたい』では
爽快感溢れる演奏に元気をいただきました。
ちょうどこの日は、強めの風に吹かれて曲の爽やかな雰囲気を肌で感じることができました。
ただ、やや風が強すぎて、日陰でじっとしているとゴールデンウィーク後とは思えないほどの清涼感が(笑)
最後は『手のひらを太陽に』。
お客さんの手拍子が曲を盛り上げます。
聴きに集まってくれた子どもたちも、私たちと一緒に歌ってくれました。
鳴りやまない拍手の中、アンコールに応えてくださることに。
演奏してくださったのは『上を向いて歩こう』。
いつの時代もこの曲は私たちに前を向く勇気と元気をくれますね。
テンポラスの皆さんがそのパワーを100倍にして届けてくれました!
演奏は午前と午後で合わせて2回あり、午後の部は入口前のロビーにて演奏。
売店のお弁当や手作りの豚汁、けんちん汁とともに、ゆるりと聴いていただけます。
こちらも座席がいっぱいになるほどたくさんのお客さんにお集まりいただきました!
ちなみに、私も休憩時間にこちらの豚汁をいただきました。
お好みで刻みネギや七味唐辛子をトッピングできます。
本当に美味しくて、心まで温かくなる味です!
ごちそうさまでした。
1回目の演奏の後、午後の部まで時間があったので、テンポラスさんは縁日を楽しんでいらっしゃいました。
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演奏以外でもすっかり息が合っていて楽しそうです。
実はテンポラスの皆さんは同じ大学の2,3年生で、今年アンサンブルを組んだとのことです。
音楽を通じて人と出会い、関わっていける素晴らしさをあらためて感じました。
吉祥寺ホームの皆さん、Temporass Brassの皆さん、ありがとうございました。