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【演奏者紹介】自らもクラリネットで参加し、4つの団体を運営する竹下侑宏さん

演奏者紹介、今回で第4弾となります!

今月は、クラリネットで訪問演奏に参加する竹下侑宏さんにお話を伺いました。

竹下さんは...

・Mony Clarinet Ensemble

・Callist Symphonic Wind orchestra

・もによん!

・モニゴ 

以上の4つ団体を主宰しており、そのパワフルな活動の裏にある想いについてインタビューさせて頂きました。

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写真:「もによん!」演奏風景

 

初めて結成した団体はMony Clarinet Ensemble

ー 4つの団体を主宰していますが、初めての団体結成のきっかけは何だったのでしょうか?

元々は「Callist Symphonic Wind orchestra」という吹奏楽団に所属していて、この団体は高校と大学のOBが集まった団体なのですが、そこの団長を引き継ぎました。そこでサークルの先輩などを呼んでいるうちに「このメンバーでやってみたいね」という話が出て発足したのが「Mony Clarinet Ensemble」なんです。

 

― 音楽自体はいつから始められたのですか?

高校1年生からクラリネットを始めました。本当は中学生の頃から吹奏楽やろうと思ってたんですけど、男子部員がいなくて... 普通のクラリネットとE♭クラリネットバスクラリネットの3つを持っています。クラリネットアンサンブルを結成して、必要になるかなって思って購入しました。

 

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写真:「Mony Clarinet Ensemble」演奏風景

 

ホールより、小さい会場でアンサンブルするのが好き

― 訪問演奏を始めたきっかけを教えてください。

以前所属していた団体で訪問演奏をやる機会があって、「こういう演奏もできるのか」と感じて自分の団体でも始めてみました。ホールで演奏するのってあんまり好きじゃないんですよ(笑) 自分達の演奏を聴かせるために無理やりお客さんを集める感じがあるので。演奏をしてほしいと思ってくれる人たちのところへ行って演奏する方により力をいれたいですね。

 

― 訪問演奏と定期演奏会では観客との距離感などの違いもありますが、何か大切にしていること、気を付けていることはありますか?

より知っている曲をやって、一緒に楽しめるようにします。まあ、たまには知らない曲も入れてみたり。あとは歌もそうですよね、より一緒に楽しめるかなって。あとは席を遠くしないことですね。

 

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写真:「Callist Symphonic Wind orchestra」演奏風景

 

演奏機会が奏者のモチベーションに繋がる

― パフォーマンスバンクに登録してメリットはありましたか?

大変助かっています!団体作っても演奏しに行くところがなければ困るので。演奏にいくところがないと奏者のモチベーションがどうしてもあがらないので、パフォーマンスバンクあって、言えばきっと演奏ができるだろうという前提のもとで団体をつくっているところはあります(笑)(パフォーマンスバンクが)ないと作れないという感じはしています。

 

― もっと改善してほしいところがあればお願いします。

いやーあるとすれば、大人数の団体になるとなるべく予定を早く組まないとちょっときついところはあります。あとは全然助かっています(笑)

 

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呼ばれたら簡単に行けるようになるのが最終目標

― 今後について聞かせてください。

最終的な理想は、呼ばれたら「ああいいですよ!行きます!」って簡単に行けるところまで持っていきたいです。吹奏楽団だと人数が多くて中々予定が合わないと行けないとなってしまうので数増やすしかないです。「この日に来てほしい」って言われたときに、「この日はこの団体が行けるから行きますよ」ってところまでいくのが最終目標です。

 

― パフォーマンスバンクに登録されている奏者様同士のコラボを考えていますが、一緒にやってみたい楽器などはありますか?

楽器か~…楽器はあんまり気にしてないですね。大人数になるほど仲良くやれるかが大事で、仲良くやれないとどんなにうまい人でも楽しくないですから、そっちの方が大事ですね。結局お客さんにも楽しんでもらえなくなっちゃうので、一緒に楽しい空気をつくれる人とやりたいです。他の吹奏楽団にもよく参加することがあって、この人とやったら楽しそうだな!と思ったら一緒にやっています。

 

 

インタビューを通じて、竹下さんの「こうしていきたい!」という熱い想いと、人柄の良さが、多くの団体を引っ張っていける秘訣であるように感じました。

演奏会後のインタビューを快く受けてくださり、ありがとうございました!